そういえば、メルマガで行き詰まっていた僕は、アフィリエイト塾に入る前、ヤフオクにも手を出した。
仕入れはせず、持っていた本を80冊ほど売ったのだが、ブックオフに売るよりも高値で売れた。
本以外にも売れそうな物を仕入れ、本格的に取り組めば、それなりに稼げると思ったけど、面倒くさくなって辞めてしまった。
とにかく僕は何でも長続きしない。
稼ぐために始めても最初からリターンを期待し、思うような結果が出ないと簡単に投げ出してしまっていた。
ところが、そんな僕でもアフィリエイトは、長続きした。
最初に塾に入って教わったのはアドセンスで稼ぐ手法だった。
まだワードプレスはなかったと思う。
MTというツールで記事を量産し、アドセンス広告を貼り、収益を上げるのだ。
当時は、アドセンスの審査も簡単だったし、自作自演でメインサイトにリンクを送る方法でも検索エンジンで上位表示ができた。
まあ、今ならスパム扱いされる手法だが。
営業職だったこともあり、外出した際にネットカフェに行き、記事を書いたり、リンクを送る作業をしたこともある。
というのは、自宅のPCがデスクトップだったのと会社のノートPCを使うわけにはいかなかったからだ。
とにかく短期的でも構わないので、自分のサイトを検索上位に表示させることに時間を費やした。
で、その頃、成長曲線についても知った。
成長曲線とは投じた時間に比例して利益が右肩上がりに伸びていくわけではなく、 指数関数カーブを描いて、ゆるやかに上昇していくことだ。
要するにブレイクスルーポイントまでは時間がかかるということだ。最初はほぼ無収入であり、それを理解し、辛抱強くコツコツ作業をしなくちゃいけないのだ。
アフィリエイトで月5,000円を稼げない人は、全体の約60%と言われるのも多くは、ブレイクする前に挫折してしまうからだ。
あの秋元康さんの名言に、
「夢は全力で手を伸ばした1mm先にある」とある。
成功は意外と目の前にあるってことで、そこまで続けられるかどうかが、鍵になるのだ。
そんなわけで、僕も成長曲線を知ってからは地道にアフィリエイトに取り組んだ。
とはいえ、メインサイトの記事量産、自作自演の被リンクサイトを一人でやるのはきつかった。
帰宅後は深夜1時、2時まで作業した。塾のセミナーで話を聞いても、成功している人はみんなそんなふうにサイト作りに励んでいるとのことであり、やるのが当然だと思っていた。
しかし、それでも僕のアドセンス報酬はせいぜい月5桁の前半。良くて5桁の真ん中程度。(T_T)
塾の方は、半年の受講期間が終了した後、次の半年も継続して入塾し、受講期間が終わってからもアドセンスアフィリエイトは、自分なりに試行錯誤しながら続けた。
しかし、作業時間に比して報酬が伸びない。成長曲線を理解していたとはいえ、あまりにも成長しなさすぎだ!
そう思うと心身ともに疲弊し、次第に意欲を失っていった。トホホ・・・。
で、次に手を付けたのがアダルトアフィリエイトだ。
好きなジャンルでもあり、「好きこそものの上手なれ」。今度こそ成功するぞぉぉ!!
やり方はシンプル。ブログを作って、有料動画を紹介するだけ。
ただ、これも大量に記事を量産しなければならなかった。
記事作成ツールを使ったりもしたが、いかんせん精度が低い。吐き出された記事を手直ししたりと手間がかかる。
そんなこんなで徐々に作業に対するモチベーションはトーンダウンしていった。
こうやって振り返ると、なんか本当に挫折ばっかり!
ちなみにアダルトアフィリエイトのメリットは、ユーザーが動画サイトに会員登録すると解約しない限り、継続課金される点だ。
今で言うところのサブスクである。
おかげで今でも年に数万円の報酬が上がっている。
まさしく不労所得である。
そんな感じでアドセンスとアダルトアフィリエイトを2012年くらいまで細々とやっていたのだが、2013年になってから、ようやくプチブレイクが起きたのだ。
(続く)
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